2017年10月14日土曜日

「引揚証明書」「従軍証明書」「善行証書」について、子ども向け(小学校高学年)に説明している資料はあるか。(大阪市立中央図書館)

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1.「引揚証明書」について 次の児童書2点を紹介しました。 『戦争とくらしの事典』(ポプラ社、2008.3) p.136-137「引き揚げ」の項に「引き揚げ証明書」と「引き揚げ者カード」の写真と簡単な説明があります。「引き揚げ証明書」については「持ち主が、日本人であり、海外からもどってきたことを証明する書類。再発行されない大切な書類だった。」とあります。 『目でみる「戦争と平和」ことば事典3 ながい〜わんち』(早乙女 勝元/監修、日本図書センター、2008.11) p.34「引揚げ」の項に「(前略)政府から引揚証明書が発行され、日用品の支給や生活資金の給付などの支援を受けました」と、引揚者の生活支援のための証明書であることが説明されています。 2.「従軍証明書」「善行証書」について あいにく当館所蔵資料で関連する記述を見つけることができなかったので、子ども向けではありませんが、以下のホームページを紹介しました。 ・平和祈念展示資料館:所蔵資料紹介:海外からの引揚げコーナー  http://ift.tt/2fKH46U  「引揚証明書」の画像と簡単な説明があります。 ・平和祈念展示資料館:ライブラリー:用語一覧  http://ift.tt/2xZUBS6  「従軍証明書」「善行証書」「引揚証明書」についての用語説明があります。  「従軍証明書」は「戦後、交付された証明書のひとつで、従軍履歴を証するものとして交付された(後略)」との説明があります。  「善行証書」は「善行章を授章するときに、その証書として付与されたもの(後略)」との説明があります。  「引揚証明書」は「終戦時に海外に居た日本人が、終戦に伴い日本に引き揚げてきたことを証明する書類(後略)」との説明があります。 回答プロセス:1.当館所蔵資料をフリーワードに"戦争"×"用語"×"事典"と入力、児童書に限定して検索。ヒットした資料の目次や索引、関連項目に目を通し、資料1、2を見つける。 2.当館の児童書コーナーの日本史の書架をブラウジングし、太平洋戦争時の軍隊関係・引揚げ等についての資料を探すが見つからず。 3.商用データベース「聞蔵2ビジュアル(朝日新聞)」「ヨミダス歴史館(読売新聞)」「毎索(毎日新聞)」の新聞記事データベース、「Japan Knowledge」「ポプラディアネット」の事典データベースを検索。前者の新聞記事データベースのうち「聞蔵2ビジュアル(朝日新聞)」2011年5月28日記事で、国内最大規模の引き揚げ港だった博多港の歴史を伝えるため、福岡市が引揚げ関連資料を常設展示する予定、との記事を見つける。 4. 前述の新聞記事を参考に、"福岡市"×"博多港"×"引揚げ"×"展示"をキーワードにインターネット検索。 資料3の福岡市作成のホームページ「引揚港・博多―苦難と平和への願い―」を見つける。同ホームページ内のメニュー「引揚資料検索(一覧)」に、「引揚証明書」と「従軍証明書」の画像が公開されているのを確認(説明はなし)。 5.他の職員からの情報提供で、以下の戦争資料展示施設のホームページをチェック。 1)奈良県立図書情報館(「戦争体験文庫」コレクションをもつ) →「コレクション」>「戦争体験文庫」>「ギャラリー」のページに、同館が所蔵する「現役兵証書」等の画像が公開されているが、探している3種類の証書はなし。 2)舞鶴引揚記念館→画像・解説ともなし 3)ピースおおさか大阪国際平和センター→画像・解説ともなし。 6."従軍証明書"×"引揚証明書"×"善行証書"をキーワードにインターネット検索。平和祈念展示資料館ホームページの「用語一覧」がヒット、3種類の証書について用語説明あり。 事前調査事項:商用データベース「ヨミダス歴史館」「聞蔵Ⅱビジュアル」、「JapanKnowledge」「ポプラディアネット」、レファレンス協同データベースでは、どのような証書なのかを解説した文章は見つからず。 参考資料:当館書誌ID   戦争とくらしの事典  ポプラ社 2008.3 978-4-591-10082-0 (資料1), 参考資料:当館書誌ID   目でみる「戦争と平和」ことば事典 3 ながい〜わんち 早乙女 勝元/監修 日本図書センター 2008.11 978-4-284-10006-9 (資料2), 参考資料:平和祈念展示資料館:ライブラリー:用語一覧  http://ift.tt/2fJIJcJ,
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外国の絵本で『おじいちゃんのもうふ』や『おじいさんならできる』、おはなし会むけの手遊び等を紹介している『おはなしおばさんの小道具』p.40-41の「おはなし」は、毛布がコートや上着に作りかえられていくという同じような内容だが、何か出典はあるか?(大阪市立中央図書館)

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質問に挙げられている資料以外にも同じような内容の絵本やおはなしがあり、ユダヤ(イディッシュ)の民謡や昔話、民話をもとにしていると考えられます。 以下の資料に関連記述がありました。 ・『おじいちゃんのもうふ』(ミュリエル・ブロック/文 ; ジョエル・ジョリヴェ/絵 ; ふしみ みさを/訳 光村教育図書, 2010.8) 内表紙(奥付)の上部に「このお話は、昔話や民謡などさまざまな形で、ユダヤの人々に親しまれています」と記載されています。 ・『おじいちゃんのコート』(ジム・エイルズワース/文 ; バーバラ・マクリントック/絵 ; 福本 友美子/訳 ほるぷ出版, 2015.10) 巻末「作者のことば」に、『長く愛されてきたイディッシュ語の民謡「ぼくはすてきなコートをもっていた」("Hob Ikh Mir a Mantl")をもとにしたお話です」(※1)と記載されています。 ・『ヨセフのだいじなコート』(シムズ・タバック/作 ; 木坂 涼/訳 フレーベル館, 2001.11) 巻末「読者のみなさんへ」にも、「イディッシュごの「オーバーコートをもっていた」といううたがだいすきで、よくうたっていました」と記載があります。 ・『Joseph had a little overcoat』 (Simms Taback Viking, 1999) 『ヨセフのだいじなコート』の原書です。 巻末に「I Had a Litter Overcoat(Hob Ich Mir a Mantl)」(※2)の英語歌詞と楽譜が掲載されています。 注記:(※1)、(※2)おいて、歌のタイトル表記がそれぞれ"Hob Ikh Mir a Mantl"と"Hob Ich Mir a Mantl"となっており、2語めの表記が異なります。"Ikh"はイディッシュ語表記。"Ich"はドイツ語表記のようです。 ・『三分間で語れるお話 : 地球をぐるっと77編』(マーガレット・リード・マクドナルド/著 ; 佐藤 凉子/訳 編書房 星雲社(発売), 2005.7) p.62-65にストーリーの類似した「仕立屋のお話」が掲載されており、サブタイトルに「ユダヤ人の民話」とあります。 出典の記載はありませんが、類似した内容として以下の資料もご紹介します。 ・『かようびのドレス』(ボニ・アッシュバーン/文 ; ジュリア・デーノス/絵 ; 小川 糸/訳 ほるぷ出版, 2015.11) 回答プロセス:1. 質問者の事前調査資料1, 2, 3を確認。資料1より、ユダヤ民族の昔話や民謡が出典とわかる。 2. 他職員より、類話の絵本として紹介のあった資料4, 5 ,6を確認。 資料6については内容は類似しているが、出典等の記載はなし。 3. 資料5の原書である資料7(注:2000年にコールデコット賞を受賞)の巻末に英語歌詞と楽譜が掲載されていることを確認。 4. 当館所蔵資料を"ユダヤ(イディッシュ)"×"民話(民謡、昔話)"で検索し資料8が見つかる。 p.65およびp.201「参考文献」に出典は『Earth Care:World Folktales to Talk About』(Margaret Read MacDonald, Linnet Books 1992)とあるが、当館所蔵なし。 事前調査事項:『おじいさんならできる』フィービ・ギルマン/作・絵 ; 芦田 ルリ/訳 福音館書店, 1998.6 『おじいちゃんのもうふ』ミュリエル・ブロック/文 ; ジョエル・ジョリヴェ/絵 ; ふしみ みさを/訳 光村教育図書, 2010.8 『おはなしおばさんの小道具』藤田 浩子/編著 一声社, 1996.6 参考資料:当館書誌ID   おじいちゃんのもうふ ミュリエル・ブロック/文 光村教育図書 2010.8 978-4-89572-811-9 (資料1), 参考資料:当館書誌ID   おじいさんならできる(世界傑作絵本シリーズ) フィービ・ギルマン/作・絵 福音館書店 1998.6 9784834015270 (資料2), 参考資料:当館書誌ID   おはなしおばさんの小道具(シリーズつくってあそんで 7) 藤田 浩子/編著 一声社 1996.6 9784870771444 (資料3), 参考資料:当館書誌ID   おじいちゃんのコート ジム・エイルズワース/文 ほるぷ出版 2015.10 978-4-593-50579-1 (資料4), 参考資料:当館書誌ID   ヨセフのだいじなコート シムズ・タバック/作 フレーベル館 2001.11 9784577022979 (資料5), 参考資料:当館書誌ID   かようびのドレス ボニ・アッシュバーン/文 ほるぷ出版 2015.11 978-4-593-50580-7 (資料6), 参考資料:当館書誌ID   Joseph had a little overcoat Simms Taback Viking 1999 0-670-87855-3 (資料7), 参考資料:当館書誌ID   三分間で語れるお話 -地球をぐるっと77編- マーガレット・リード・マクドナルド/著 星雲社(発売) 2005.7 9784434061141 (資料8),
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戦前,宇品にあった錦華人絹(きんかじんけん)株式会社広島工場について調べたい。(広島県立図書館)

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参考資料①②に,工場の設立,会社の変遷等について記述あり。 参考資料③に,昭和8年宇品地区に誘致された際,広島市と締結した契約書など,工場誘致に関する『中国新聞』(※参考文献⑧⑨)の記事の引用あり。 参考資料④に,工場誘致にあたっての敷地の決定経緯の記述あり。 参考資料⑤に,会社の沿革や概要等の記述あり。 その他,参考資料⑥~⑨にも,関連記述あり。 なお,後に合併された大和紡績に関するレファレンス事例は次のとおりである。(最終確認 平成29年10月13日) http://ift.tt/2yIBmxB 回答プロセス:1 広島市に関する資料で,近代工業化について調査した。 2 工場があった宇品地区に関する資料を調査した。 3 関連する会社史を調査した。 参考資料:①『新修広島市史 第3巻』広島市/編,広島市,1959, (p.568-569 関連記述あり。) 参考資料:②『新修広島市史 第1巻』広島市/編,広島市,1961, (p.508-509 関連記述あり。) 参考資料:③『広島市議会史 [2] 大正・昭和(戦前)編』広島市議会/編,1987, (p.733-742 昭和8年の工場誘致他,関連記述あり。) 参考資料:④『ひろしま郷土資料館だより』65号(2003.3),広島市郷土資料館, (p.2-3 錦華人絹宇品工場) 参考資料:⑤『大和紡績30年史』ダイヤモンド社/編,大和紡績,1971, (p.206 錦華人絹株式会社の沿革や概要等の記述あり。) 参考資料:⑥『広島県史 近代2』広島県/編,広島県,1981, (p.263-264 関連記述あり。) 参考資料:⑦『広島商工会議所百年史』広島商工会議所百年史編さん委員会/編,広島商工会議所,1992, (p.276 関連記述あり。) 参考資料:⑧『中国新聞』昭和8(1933)年1月28日朝刊2面「錦華人絹誘致を満場一致可決『仮契約』を確認す きのふの広島市会」「六ヶ月後に工事に着手 敷地は宇品町十万坪 締結契約書の内容」, 参考資料:⑨『中国新聞』昭和8(1933)年11月3日朝刊1面「排水設備問題で市長へ詰め寄る 祟る錦華人絹誘致 活気を呈した広島市会」,
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