2017年9月22日金曜日

日本はリケジョ(理系女子)の割合が国際的に低いと言われるが、そのような傾向を示す統計はあるか。(千葉県立中央図書館)

【外部リンク】
以下の資料に、国・地域別、男女別、専攻分野別の観点から分析した情報が載っています。自然科学や工学を専攻する女性の割合が他国と比べてどの程度かは、ご自身でご確認ください。 【資料1】『図表でみる教育 2012年版 OECDインディケータ』(経済協力開発機構編著 明石書店 2012) p. 78-94「インディケータA4 職業に対する希望と専攻分野の男女差」 p. 81「図A4.2. 工学・コンピュータ分野への就業を考えている15歳児の割合(男女別)(PISA2006年調査)」 p. 84「図A4.5. 高等教育(大学型高等教育及び上級研究学位プログラム)卒業者に占める女性の割合(専攻分野別)(2010年)」 p. 90「表A4.2. 30歳時点で自然科学関連または工学・コンピュータ分野に就業していたいと考えている15歳児の割合(男女別)(PISA2006年調査)」 p. 94「表A4.6. 大学型高等教育及び上級研究学位プログラムの専攻分野別卒業者に占める女性の割合(2000年、2010年)」 【資料2】『図表でみる教育 2011年版 OECDインディケータ』(経済協力開発機構編著 明石書店 2011) p. 78-95「インディケータA4 専攻分野の選択」 p. 78「図A4.1. 高等教育専攻分野別卒業者に占める女性の割合(2009年)」 p. 92「表A4.3a. 大学型高等教育及び上級研究学位プログラムの専攻分野別卒業者に占める女性の割合(2000年、2009年)」 p. 95「表A4.6. 25~34歳就業者に占める理工学系卒業者の男女別割合(2009年)」 【資料3】「諸外国の教育統計」(文部科学省) (http://ift.tt/2jQsaAX 「高等教育在学者の専攻分野別構成」(学部・短大段階) 比較国のうち、日本、イギリス、ドイツ、韓国の4ヶ国が男女別になっています。(大学院段階)ではドイツが抜けて3ヶ国が対象になっています。 専攻分野の項目には理学、工学、農学、医・歯・薬・保健があります。実数(人数)と構成比(パーセント)で表示しています。情報源は統一的な調査ではなく、「出典一覧」のとおりです。 本統計は平成26(2014)年版以後のもので、それ以前については以下の統計に同様のデータが収録されています。 【資料4】「教育指標の国際比較(平成21~25年版)」(文部科学省) (http://ift.tt/2xV82nn 【資料5】中野洋恵「統計にみる女性研究者の状況と大学における男女共同参画 (大学における男女共同参画の推進)」(『NWEC実践研究』第5号 国立女性教育会館 2015.2)p. 36-53 (http://ift.tt/2jNy5GP p. 41「図表4 専攻分野別女性割合(高等教育)」 人文科学、社会科学、エンジニアリング、科学の4分野について国際比較を行った図です。 (インターネット最終アクセス:2017年6月27日) 回答プロセス:コトバンク(http://ift.tt/2xV2XeP 県立中央図書館の書架で日本十進分類法370.59(教育-統計)付近で関連資料を確認しました。 『文部科学統計要覧 平成28年版』(文部科学省[編] 2016) p. 108「学生数(関係学科別)」 男女別かつ専攻分野別ですが、国際比較ではありません。 『学校基本調査報告書 平成28年度 高等教育機関編 政府統計』(生涯学習政策局政策課調査統計企画室[編] 文部科学省 2016) p. 48「関係学科別学生数」 p. 76「専攻分野別大学院学生数」 男女別で、専攻分野も細かく分かれていますが、国際比較ではありません。 『図表でみる教育 2010年版 OECDインディケータ』(経済協力開発機構編著 明石書店 2010) 本書には関連情報の記載はありませんでしたが、東部図書館所蔵のより新しい年版を確認したところ、【資料1】【資料2】に関連する情報が載っていました。 類書を探して「リサーチ・ナビ」(国立国会図書館)で「図表でみる教育」と検索し、「調べ方案内  教育に関する統計」(http://ift.tt/2jMMeUx を参考に、「統計情報」(文部科学省)(http://ift.tt/2xVojIQ 各種統計を確認して、次の(1)~(3)を見つけました。 (1)「図表でみる教育(Education at a Glance)OECDインディケータ」 (http://ift.tt/2jNy6dR 「2016年版(カントリー・ノート:日本)」 (http://ift.tt/2xVokfS p. 6「高等教育の専攻分野については、いくつかの分野で明らかな男女差がみられる」として、数値を挙げて説明しています。 (2)【資料3】「諸外国の教育統計」 (http://ift.tt/2jQsaAX (3)【資料4】「教育指標の国際比較(平成21~25年版)」 (http://ift.tt/2xV82nn 検索エンジンで「専攻」「分野」「理系」「理学」「工学」「自然科学」「女性」「男女」「割合」「比率」「国際」「外国」等のキーワードで検索したところ、【資料5】と以下の2つのウェブサイトが見つかりました。 「男女共同参画白書 平成28年版」(内閣府男女共同参画局) 「本編Ⅰ 第6章 第2節 研究分野における男女共同参画」 (http://ift.tt/2jMMgvD 「I-6-7図 研究者に占める女性の割合の国際比較」専攻分野別ではありません。 「I-6-9図 専攻分野別に見た大学等の研究本務者の男女別割合」国際比較ではありません。 「I-6-10図 自然科学系研究者の採用における男女別割合」国際比較ではありません。 「我が国の科学技術を支える女性研究者 科学技術週間にちなんで」(総務省統計局) (http://ift.tt/2xVokMU 「図6 女性研究者の専門分野別割合(大学等)(平成25年)」国際比較ではありません。 「図8 主要国における女性研究者の割合」専攻分野別ではありません。 上の図の出典として「科学技術研究調査」が挙げられています。 『科学技術研究調査報告 平成27年』(総務省統計局編集 総務省統計局 2016) p. 182「組織、大学等の種類、学問、専門別研究本務者数(大学等)」国際比較ではありません。 「リサーチ・ナビ」(国立国会図書館)で類書を探して、調べ方案内「科学技術統計」 (http://ift.tt/2jMMh2F 『科学技術要覧 平成27年版』(文部科学省科学技術・学術政策局 2015)を確認しました。 p. 68「主要国の学位取得者数(自然科学系)」男女別ではありません。 参考資料:【資料1】『図表でみる教育 2012年版 OECDインディケータ』(経済協力開発機構編著 明石書店 2012)(2102534262), 参考資料:【資料2】『図表でみる教育 2011年版 OECDインディケータ』(経済協力開発機構編著 明石書店 2011)(2102459711), 参考資料:【資料3】「諸外国の教育統計」(文部科学省)(http://ift.tt/2jQsaAX, 参考資料:【資料4】「教育指標の国際比較(平成21~25年版)」(文部科学省)(http://ift.tt/2xV82nn, 参考資料:【資料5】中野洋恵「統計にみる女性研究者の状況と大学における男女共同参画 (大学における男女共同参画の推進)」(『NWEC実践研究』第5号 国立女性教育会館 2015.2)p. 36-53(http://ift.tt/2jNy5GP,
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