2017年9月20日水曜日

日本の宗教的な行事に用いられる食べ物について調べたい。本学所蔵の図書で参考になるものはあるか。(桃山学院大学附属図書館)

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本館OPAC検索とブラウジングにより次の図書をピックアップし案内した。 ①『神饌:神様の食事から"食の原点"を見つめる』南里空海著, 東京:世界文化社、2011.3 ②『神饌 : 神と人との饗宴』岩井宏實, 日和祐樹 著, 法政大学出版局, 2007 日本各地の有名神社における祭りの神饌がカラー写真で多数紹介されている。 ③『日本の食とこころ : そのルーツと行方』國學院大學日本文化研究所 編, 慶友社, 2003 p.3「Ⅰ神饌からみた日本の食文化」 ④『日本の食事文化』熊倉功夫責任編集, 味の素食の文化センター,1999 p.170「第3章第2節 神饌にみる日本化した外来食」 p.186「第3章第3節 精進料理と日本の食生活」 ⑤『日本の食はどう変わってきたか : 神の食事から魚肉ソーセージまで』原田信男 著, 角川学芸出版, 2013 p.16「第1章 神々の食事」 p.42「第2章 精進料理の成立と懐石料理」 ⑥『神々と肉食の古代史』平林章仁 著,吉川弘文館, 2007 古来、日本人は肉食を忌み避けたとされている。だが、神話の神々は生贅を食べ、墓にも肉が供えられていた。信仰を中心に肉食の実態を解明し、のちに禁忌となる過程を考察している。(BOOKPLUSより) ⑦『日本まじない食図鑑 : お守りを食べ、縁起を味わう』吉野りり花 著, 青弓社, 2016 いまも日本全国に息づく「食べるお守り」であるとその背景にある民俗、風習や伝統文化、それを支える人々の思いをカラー写真も交えて紹介する。(表紙より) ⑧『「まつり」の食文化』神崎宣武 著, 角川学芸出版, 2005 正月の鏡餅と雑煮、屠蘇と七草粥、節分の豆撒き、端午の菖蒲とちまきなど、かつて四季折々に行なわれた年中行事と行事食。これらの「まつり」と「食」には、神と先祖を敬う豊かな精神文化が投影されていた。今日、行事として伝わるものの、その意味が失われつつある「まつり」を、食文化の視点から読み直し、底に脈打つ日本文化の原像を描く。(「BOOK」データベースより) ⑨『祭礼料理考』(日本の食文化大系, 3)鬼頭素朗著, 東京書房社, 1982 底本: 郷土研究奎星社(1936年)刊 神事と食事についてまとめられた初めての本。祭礼料理の本として幻の名著、稀覯本。 月ごとの祭りについて、関連を古典を引用しながら、料理の由来や献立作り方など、実に丹念に解説している。(本書解説より) ⑩『やさしくわかる仏教』佐々木宏幹監修, ナツメ社, 2006.5 p.12「花祭りって甘茶を飲んで何を祝うの?」甘茶 p.14「お盆にはなぜ野菜をお供えするの?」キュウリ、ナス p.22「彼岸はなぜ春と秋の2回もあるの?」おはぎ、ぼたもち p.48「どうして亡くなった人は北枕にするの?」枕団子、枕飯 ⑪『面白いほどよくわかる神事・仏事のしきたり : 冠婚葬祭、年中行事、日常の所作まで、知っておきたい日本人の心得』渋谷申博 著, 日本文芸社, 2008. p.46「神饌いろいろ」 p.52「直来とは(神と人が同じものを食す儀礼)」 p.170「神棚の祀り方」 ⑫『神と肉 : 日本の動物供犠』原田信男 著, 平凡社, 2014. 肉を米と対立させる国家の建前とは別に、米の農作のためにこそ神に肉を供える儀礼が、この国でもずっと行われてきた。もうひとつの日本の歴史を掘り起こす。(「BOOK」データベースより) 回答プロセス:キーワード「宗教 食 日本」でOPAC検索をしたが、適当な資料が見つからなかった。 請求記号16(宗教)、キーワード「食」で検索したが、適当な資料が見つからなかった。 請求記号17(神道)、キーワード「食」で検索すると1件ヒットした。① 請求記号18(仏教)、キーワード「食」で検索したが、適当な資料が見つからなかった。 「神饌」を本学契約データベース「ジャパンナレッジ」で調べると、「神祇(じんぎ)に供える飲食物。水・酒・穀類・魚・野菜・果実など。御食(みけ)。供物。」とあった。 "しん‐せん【神饌】", デジタル大辞泉, JapanKnowledge, http://ift.tt/2eJb6ab, (参照 2017-08-30) 本学OPACにてキーワード「神饌」で検索すると①の他に以下の図書がヒットした。②③④ また、次のようなキーワードでOPAC検索すると上記以外の図書がヒットした。 「神 食 日本」⑤⑥ 「行事 食 日本」⑦⑧ 「祭 食 日本」⑨ 請求記号16(宗教)17(神道)18(仏教)のあたりの書架をブラウジングすると以下の図書が見つかった。⑩⑪⑫ 事前調査事項:「宗教 食べ物 日本」のキーワードでOPAC検索したがヒットしなかった。 参考資料:南里空海 著 , 南里, 空海. 神饌 : 神様の食事から"食の原点"を見つめる. 世界文化社, 2011. http://ift.tt/2xjWHvr, 9784418112029(①176.5||N48(00729459)) 参考資料:岩井宏實, 日和祐樹 著 , 岩井, 宏実, 1932-2016 , 日和, 祐樹, 1943-. 神饌 : 神と人との饗宴. 法政大学出版局, 2007. (ものと人間の文化史 ; 140) http://ift.tt/2wEAowY, 9784588214011(②176.5||I93(00667121)) 参考資料:國學院大學日本文化研究所 編. 日本の食とこころ : そのルーツと行方. 慶友社, 2003. http://ift.tt/2xkcvOT, 4874492339(③383.8||KO47(00599010)) 参考資料:熊倉功夫責任編集 , 熊倉, 功夫(1943-). 日本の食事文化. 味の素食の文化センター. (講座食の文化), 1999 http://ift.tt/2wE3fSb, 4540980882(④383.8||KO98(00487197)) 参考資料:原田信男 著 , 原田, 信男, 1949-. 日本の食はどう変わってきたか : 神の食事から魚肉ソーセージまで. 角川学芸出版, 2013. (角川選書 ; 523) http://ift.tt/2xkf0km, 9784047035232(⑤383.8||H32(01053525)) 参考資料:平林章仁 著 , 平林, 章仁, 1948-. 神々と肉食の古代史. 吉川弘文館, 2007. http://ift.tt/2wErkIv, 9784642079778(⑥210.3||H31(00665970)) 参考資料:吉野りり花 著 , 吉野, りり花. 日本まじない食図鑑 : お守りを食べ、縁起を味わう. 青弓社, 2016. http://ift.tt/2xkf17U, 9784787220660(⑦383.8||Y92(00768996)) 参考資料:神崎宣武 著 , 神崎, 宣武, 1944-. 「まつり」の食文化. 角川学芸出版, 2005. (角川選書 ; 382) http://ift.tt/2wEpqYc, 4047033820(⑧386.1||KA59(00629168)) 参考資料:鬼頭 素朗 著 , 鬼頭‖素朗. 日本の食文化大系 : 祭礼料理考 3. 東京書房社, 1982. http://ift.tt/2xk1Zai, (⑨383.8||N71(00338104)) 参考資料:佐々木宏幹 監修 , 佐々木, 宏幹, 1930-. やさしくわかる仏教 : 図解雑学Q&A. ナツメ社, 2006. http://ift.tt/2wEmN8L, 481634103X(⑩180||Y61(01039189)) 参考資料:渋谷申博 著 , 渋谷, 申博, 1960-. 面白いほどよくわかる神事・仏事のしきたり : 冠婚葬祭、年中行事、日常の所作まで、知っておきたい日本人の心得. 日本文芸社, 2008. (学校で教えない教科書) http://ift.tt/2xjpkZB, 9784537256208(⑪176||SH(2301060411)) 参考資料:原田信男 著 , 原田, 信男, 1949-. 神と肉 : 日本の動物供犠. 平凡社, 2014. (平凡社新書 ; 730) http://ift.tt/2wEm7jO, 9784582857306(⑫163||H32 (01057293))
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