2017年9月30日土曜日

社会学者について述べられたできるだけ分かりやすい本を探している。特に「ゲオルク・ジンメル」、「マックス・ウェーバー」、「エミール・デュルケム」等がみたい。(大阪府立中央図書館)

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比較的新しい資料から一部紹介します。 ■社会学者を扱った概説的なもの ・『社会人のための社会学入門』(井原久光/著 産業能率大学出版部 2015.3) 「第1編 社会学とは何か」にて、社会学の誕生と発展について、時代を追ってわかりやすく記述しています。特にp54-58にかけてジンメルを、p63-72にかけてデュルケムを、p72-84にかけてウェーバーを扱っており、その思想を簡潔にまとめています。他にも数々の社会学者、学派の思想について解説しています。 ・『社会学の歴史1:社会という謎の系譜(有斐閣アルマ)』(奥村隆/著 有斐閣 2014.12) こちらも社会学のはじまりから21世紀の思想までを概説的に扱っている資料で、特に鍵となる人物を各章にて採り上げ、その思想を記述しています。例えば、第3章がデュルケム、第4章がヴェーバー、第5章がジンメル、…といった構成になっています。各章30頁程度を割き、上記資料よりも詳しく各思想について記述しています。 ・『よくわかる社会学(やわらかアカデミズム・シリーズ)』(宇都宮京子/編 ミネルヴァ書房 2009.1) 社会学全般について、さまざまな領域別に解説しています。末尾の「研究者紹介」にて、デュルケム、ヴェーバー、シュッツ、パーソンズ、ブルデューの5名をピックアップし、その出自や思想について2頁ずつ簡潔にまとめています。 ・『社会学がわかる。(アエラムック)』(朝日新聞社 2004.3) 雑誌ムックの形態で、社会学についてわかりやすく記述しています。p127~149「社会学のパースペクティブ」等様々な項にてデュルケムやヴェーバーらが登場しますが、特に各人物を特集したページはありません。 ■各人物を詳しく扱った資料 ・『ジンメル社会学を学ぶ人のために』(早川洋行/編 世界思想社 2008.10) ジンメルを扱った資料の中でも入門的な内容のように見受けます。その生涯や業績、またウェーバーやデュルケムらとの関係性等も扱っています。 ・『「社会」の誕生:トクヴィル、デュルケーム、ベルクソンの社会思想史(講談社選書メチエ)』(菊谷和宏/著 講談社 2011.8) デュルケムの思想を中心に、その前後に活躍した2者と併せて解説、記述しています。 ■社会学全般を扱った概説的な資料等 ・『社会学:図解雑学 絵と文章でわかりやすい!』(栗田宣義/著 ナツメ社 2006.4) ・『社会学と過ごす一週間』(ソシオロジスト編集委員会/編 学文社 2003.4)  等 [事例作成日: 2017年8月8日] 事前調査事項:岡沢憲一郎『ゲオルク・ジンメルの思想』(文化書房博文社 2015) 小川英司『行為と認識』(いなほ書房 2002) 参考資料:社会人のための社会学入門 改訂増補版 井原/久光‖著 産業能率大学出版部 2015.3, 参考資料:社会学の歴史 1 奥村/隆‖著 有斐閣 2014.12, 参考資料:よくわかる社会学 第2版 宇都宮/京子∥編 ミネルヴァ書房 2009.1, 参考資料:社会学がわかる。 新版 朝日新聞社 2004.3, 参考資料:ジンメル社会学を学ぶ人のために 早川/洋行∥編 世界思想社 2008.10, 参考資料:「社会」の誕生 菊谷/和宏∥著 講談社 2011.8, 参考資料:社会学 栗田/宣義∥著 ナツメ社 2006.4, 参考資料:社会学と過ごす一週間 ソシオロジスト編集委員会∥編 学文社 2003.4,
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