2017年10月12日木曜日

動物の寿命と心拍数の関係についてわかる資料はないか。『ゾウの時間ネズミの時間』という本に哺乳類の一生の間の心拍数は20億回と書いてあった。(福岡市総合図書館)

【外部リンク】
http://ift.tt/2gwcFd3
■図書を確認する 『ゾウの時間ネズミの時間:サイズの生物学』(本川 達雄/著 中央公論社 1992年)  p.6 哺乳類ではどの動物でも、一生の間に心臓は20億回打つ、という計算が紹介されている。 『絵ときゾウの時間とネズミの時間』(本川 達雄/文 あべ 弘士/絵 福音館書店 1994年) p.33 上掲の本と同じ作者による児童書には、動物の体重と心拍数について述べられているページに「一生のあいだに、心臓は15億回うつ。ゾウはネズミより、ずっと長生きだけれど、一生のあいだに心臓がうつ回数は、ゾウもネズミもおなじなのだ。」という記述がある。      ■「レファレンス協同データベース」で調べる  類似の事例がある。  福井県立図書館http://ift.tt/2i3FjFY   上記2冊のほかに『理科年表』が挙げられている。 『理科年表 第90冊(平成29年)』(国立天文台/編 丸善出版 2016) p.872「脊椎動物の寿命」「無脊椎動物の寿命」の表があり、それぞれの動物の「記録された最長寿命」が記載されている。 p.905 心拍数の表があり、ヒト、イヌ、ネコ、アフリカゾウ、ニワトリ等の1分間の心拍数が載っている。 ■インターネットで手がかりを探す  検索の結果、日本経済新聞に関連の記事があることがわかり、データベースで確認した。 「日本経済新聞 2010年9月12日 朝刊  「脈速いと短命」は本当?、人間の一生の心拍数「23億回」説。」 『ゾウの時間ネズミの時間』も紹介されている。哺乳類の場合、一生の間に心臓が打つ回数は「生物学者の間では「15億回」が定説だ。」とある。また、東邦ガス診療所の林博史氏は、哺乳類ごとの体重や心拍数、心周期と寿命との関係を分析し「人間が一生の間に打つ心拍数は「23億回」とはじき出した。」という記述がある。 参考資料:本川達雄 著 , 本川, 達雄, 1948-. ゾウの時間ネズミの時間 : サイズの生物学. 中央公論社, 1992. (中公新書) http://ift.tt/2gvF1Ed, 4121010876 参考資料:本川達雄 文 , あべ弘士 絵 , 本川, 達雄, 1948- , あべ, 弘士, 1948-. 絵ときゾウの時間とネズミの時間. 福音館書店, 1994. (たくさんのふしぎ傑作集) http://ift.tt/2i3FkK2, 4834001938 参考資料:東京天文台 , 国立天文台 , 東京天文台 , 国立天文台. 理科年表 第90冊(平成29年). 丸善, 1975. http://ift.tt/2xaIAWd, 9784621300961 寄与者:福井県立図書館http://ift.tt/2i3FjFY
レファレンス協同データベース

注目の投稿

デジタル化資料送信サービス(図書館送信・個人送信) 登録利用者ID(Registered user ID) パスワード(Password)

 ご使用のIDでは本サービスにログインできません。 ※5回続けてログインに失敗すると、そのIDにロックがかかりログインできなくなります。  (「ご使用のIDでは本サービスにログインできません」と表示されます。)  ロックされた場合には、IDとパスワードをご確認のうえ、10分後に再...

人気の投稿