三遊亭円朝の全集に里見公園周辺について記載があるものを探している。「里見公園新聞」で見た記憶あり。『円朝全集（全13巻・別巻2）』（岩波書店 2012-2016）には見つからなかった。(市川市中央図書館)

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個人のウェブサイト「市川里見公園新聞」第46号2008年11月30日発行（http://ift.tt/2gwfA5z 2017.8.8確認）に記載があり、それを元に『三遊亭円朝全集 2 人情噺』（角川書店 1975）を調査。 「粟田口霑(あわだぐちしめす)笛(ふえ)竹(たけ)」の中のp.93-94に、現在里見公園に隣接して現存する総寧寺とその周辺の描写があった。岩波書店版では『円朝全集　第7巻』に同作品が所収されていた。 なお『三遊亭円朝』（永井啓夫／著 青蛙房 2011）p.248の作品解題の梗概で同作品に総寧寺が出てくることが確認できる。 『古典・新作落語事典』（丸善出版 2016）の場所・舞台索引からは、「市川真間」「国府台」「総寧寺」のいずれの言葉からも演目「粟田口」が確認できる。該当の場面は「国府台の紅葉狩り」のくだりに当たる。
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